2013-09-08

rei ishiguro solo exhibition "after hours"


個展をさせて頂きます。

rei ishiguro solo exhibition "after hours"

2013.9.16(mon) - 2013.9.30(mon) at. cafe&gallery etw
open 12pm - 1am(closed on Tuesday)
※展示をご覧になる方はワンオーダーをお願い致します



開催にあたって。

私は美大卒業後の2009年夏頃から、作品を発表する事を開始しました。

ドローイングともイラストも言えない様な絵をかいています。
鉛筆やペンに白紙や端切れ、そういったありふれた素材を使い、
ブリコラージュ的に要素を重ねてゆき、
そこから今度は最小公倍数にまで要素を削ぎ落して、絵を完成させます。

それは、過去の自主展示タイトルにも引用した
young marble giants、slapp happy、
そして今回の展示タイトルの"after hours"the velvet undergroundといった、
冒険的な過去の音楽家たちとその楽曲があらわそうとした
「完全な未完」を、つかまえて、空間にかきとめるこころみです。

見る事で、その重力にあそんで頂ければと思います。


( rei ishiguro / 1985年兵庫生まれ、京都在住。
「音楽のような絵をかく」をテーマに活動中。
etw同ビル地下にあるKYOTO METROにて
数年続くイベント"KANSEN LIVE"のアートワークを担当。)

【会期中開催】
★9.16(mon) 19pm- opening party
★9.23(mon)@KYOTO METRO"KANSEN LIVE"
open17pm adv980yen
LIVE:LOSTAGE / skillkills / she luv it / bed /
goat / odd eyes / したっぱ親分
SPIN:YUGE(SEASON OFF) / AMAGIRI(SEASON OFF)
FOOD:メメ山

【場所】
cafe&gallery etw
〒606-8396 京都市左京区川端丸太町下る下堤町82 恵比寿ビル2F
TEL 075-771-3979  http://cafeetw.jugem.jp/





…カフェエトワさまは、いつも感染ライブで馴染みのあるあのビルの2階にあります。
おもしろい展示になるよう、鋭意製作中です。
不特定多数の人に見てもらうのは、初めてに近いかもしれない。

9/23のKANSEN LIVEスペシャルでは、ZINEの販売も予定しています!
どうぞ宜しくお願い致します。




2013-06-15

KANSEN LIVE 2013.07.02.

KANSEN LIVE 2013.6.18.










LightじゃないけどTravelへ


日本から出るのは初めて。

あまり頻発に旅行に行くわけではないので、ひとつひとつの旅の思い出は強く残ります。

大学一回生。

初めてバスで東京に行き、新宿歌舞伎町で一晩散歩してすごした。
また東京で、仕事を辞めて空白の期間、東京じゅうの本屋を巡りに巡ったことも。

丹後半島。

半島のへりにそって、車でずっと兵庫まで走った
伊根の船屋、防空壕跡、途中で遭遇した龍神のお祭り、
そしてせまい道を挟んで向こうは日本海!というところにあった小さい公園。
ブランコをこいだら海に飛び込んでしまいそうなぐらい近かった。

岡山。

岡山と兵庫のさかいめあたりの駅で降りたら、次の電車まで二時間近くあって途方に暮れた。
四月か五月か、ちょうど桜が散りはじめていた時期で、
ホームの向こうの細い川べりでは背の低い桜がたえまなく花を散らしていた。

静岡。

台風とともに鈍行で行った。
途中乗り換えの駅で時間があったので、海の方まで歩いた。
昼間なのに霧が濃くて薄暗く、しじゅう小雨が降っていて、
灯台や防波堤は陰気で、やたら派手な服を着ていた私とsさんは、
後から写真を見て笑ってしまった。
住宅地の真ん中に線路が走っていて、その両脇の花も南国のように派手だった。


下関、終電近い車窓から見えた花火大会。

博多の喫茶店、久留米に向かう電車から見た黒い土。
和歌山、明け方、目が覚めるたびに違う風景があった。
いかつり漁船の遠い灯り。釣り人でいっぱいの埠頭。
胴体に風穴の開いた巨大岩。誰もいない日帰り温泉。
鳥取、地元の人ばかりのビーチ。テトラポットから見えた風力発電の巨大な風車。
高知、本当の真っ暗闇の四万十川で寝そべって、数分に一度は流れ星が見えた。
名古屋に行くと何かとよく食べる。からっとした街やなあと思う。
丹波、田んぼの道を縫って行った、何にも無い所にいきなりあった岩茶のお店。


(思い出=もう過ぎた事に感傷以外の意味は無いのかと言えば、

強ーく心に押されたハンコのようで、そのふちをなぞるだけで時間を意識したり、
その時間から隔たった今の時間に目を戻せば、
生きてる事への肯定感になるのかもしれない。
つまりはこれが欲しいのかもしれない。と、思った。)





2013-05-09

KYOTO STUDIO

2013/4/13〜2013/5/19 @KCUA『京芸 Transmit Program #04 KYOTO STUDIO』



京都じゅうの共同アトリエ・スタジオが一堂に会したグループ展的な催しです。
私の参加しているGURA Studioも参加しています。
GURAはART ZINE『GINE』を携え、参加です。
純粋に作品だけで、他の方と一緒に、でも自分たちで本を作ったのは初めて。
会期も終わりに近いのですが、お近くにお立ち寄りの際にはどうぞお願い致します。
http://www.kcua.ac.jp/gallery/exihibition

ちなみに今週土曜日夕方より、某所にて知る人ぞ知るビッグイベント『G祭』がございます。
詳細は知る人ぞ知る方に、お尋ね下さい。


自分だけの秘密だった絵というものを世の中に表すようになったのはここ最近の事です。
大学で教育を受けて以来、絵が描きたいという欲求をなんとかデザインに向けてきたけど。美術とは何ぞや?という事を遅まきながら学ぶ。「世界に安らかに腰掛けられる椅子をふやすように」という事を思っていたら、好きな画家も同じ事を言っていた。

2013-04-29

雑記

某日
六月の旅行に向けて実家に。
両親やその後ろにずらりと居た知らない人たちの歴史に寄せると、頭がじんじんする。
確かに自分の目の奥に誰か知らない人がいる事を強く感じます。
鈍行の窓から久留米の低い森を見た時、涙が出た。
その誰かが私の手を借りて、見たいものを見せようとしているのでは、、という妄想。

2013-03-31

let's travel light




















3/31(sun)-4/6(sat) 
NOT PILLAR BOOKSにて、
"let's travel light"と題した小さな絵の展示をします。

ltravel lightとは、軽さ、光の速さ、絵の楽しみ、
スラップハッピー!、どこかに行って戻って来ること、非科学。
異国から来た宝石、やまい、香辛料。
目に見える世界へ、目に見えない世界から、ものをとりだして移動させる。
ドローイングや、音楽や、においは、特に見えないところにまだ膝まで根ざしている。

行商人のようにカバンひとつでそれをどこまでも持ってゆきたい。
作品は、一つ一つ手に取ってご覧ください。

NOT PILLAR BOOKS(http://notpillar.com/)
3/31(sun)-4/6(sun)
everyday open 13-19pm

2013-03-17

ずっと歌うタイプの歌

なんて聞いたことないけど、上書きし続けてずっとかいてる絵。
いつ終わるかは今のところ未定。